吉野家HD、フィリピンの現地企業JFCと合弁契約締結
吉野家ホールディングスは2月16日、子会社YOSHINOYA INTERNATIONAL PHILIPPINES INC.(YIPI)が、フィリピンの外食最大手、 Jollibee Foods Corporation(JFC)と合弁契約を結んだと発表しました。
フィリピンを中心に世界中で多くのレストランブランドを有するJFCと、双方のさらなる事業拡大を目的とし「吉野家」ブランドを展開する合弁会社設立に合意しました。YIPIと合弁会社は「吉野家」ブランドに関するフランチャイズ契約を締結し、出店に勢いを付けます。
5月に合弁会社JOLLIBEE YOSHINOYA INC.を設立し、資本金は1億3,000万ペソ。出資比率は、JFC50%、YIPI50%。フィリピンにおいて、「吉野家」を10年で50店にすることを目指しています。
JFCは、フィリピンにおいて現在(2020年12月末)3,257店舗を展開する同国飲食業界最大規模の会社です。今回の合弁により、フィリピンにおける積極的な事業展開が可能となり、双方の企業価値をさらに高めることができると期待されています。