サンミゲル、蓄電施設31カ所を年内完成へ
フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)は5日、発電子会社SMCグローバル・パワー・ホールディングスが国内31カ所に2次電池電力貯蔵システム(BESS)施設を建設する計画について、2022年末までに完了するとの見通しを明らかにしました。総容量は100万キロワットに上ります。6月までに69万キロワット分が商業運転を開始すると見込んでいます。SMCグローバル・パワーは遠隔地での電力供給を安定化することなどを目的に、総額10億米ドル(約1,160億円)を投じてBESSの整備を進めていますが、昨年の完成を目指していた当初計画からは遅れています。SMCグローバル・パワーは、太陽光発電所や水力発電所、液化天然ガス(LNG)火力発電所も整備しています。
出典:NNA