フィリピン通信大手PLDT、1,900億円で通信塔など売却
フィリピン通信大手PLDTは19日、通信塔5,907基と関連インフラ設備をマレーシアの通信インフラ2社に売却すると発表しました。取得した資金で275億ペソ規模の負債削減につなげるほか、最大で90億ペソの特別配当などを検討していると伝えています。売却とともにリースバック契約により通信塔は継続して利用することで資産を軽くし、メンテナンス負担も軽減することになります。
PLDTによれば、海外投資家によるフィリピンの資産取得額で過去最大で、年内の契約完了を目指すと明らかにしました。
売却する5,907基はPLDTグループが保有する通信塔の約半分にあたります。