フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーション系の不動産投資信託（REIT）法人Aリートは13日、保有するビルの温室効果ガス排出量を2022年までにゼロにすると発表した。排出量を計算上ゼロにする「カーボンニュートラル（炭素中立）」は、年内に実現したい考えだ。Aリートは13日、フィリピン証券取引所（PSE）への上場から1周年を迎えた。上場して以降に投資口価格は34.8％上昇したほか、賃貸可能面積は34万4,000平方メートルと、50％増えている。4～6月期の投資口1口当たりの分配金は0.44ペソ（約1円）とした。

出典：NNA